今年も台風が猛威をふるい多くの被害が出ています。被災された方には心よりお見舞い申し上げます、
JCMA(一般社団法人 日本建設機械施工協会)四国支部様との共催で、災害時の人命救助に役立つ救命建機の普及を促進するために油圧ショベル遠隔操作システム 〖CATコマンド〗の見学会を開催。
日頃より防災・減災に取り組んでいらっしゃるプロのご意見をお聞きすべく国土交通省四国地方整備局様のご参加をいただき、製品説明&操作体験見学会を実施しました。
救命建機として大切なのは[いつでもどこでも使えること]です。キャタピラー油圧ショベル320CATコマンド+3Dマシンコントロールは、ご参加の皆様から【メーカ純正ならではの使いやすさと安心感】に高い評価を頂きました。
四国初、愛媛県初ということで南海放送様・建通新聞様から取材もありました、
四国建販では、今後予想される南海トラフ地震など災害の備えとして救命建機を導入し、官辺やお客様と共に地域へのお役に立ちたいと考えています。
キャタピラーの最新・最先端DXである遠隔操作システム 〖CATコマンド〗は、不安定な現場でもオペレータが安全に機械を遠隔操作することができるので緊急出動でも躊躇なく重機を投入して迅速な救命活動に役立てることが出来ます。(救命目的のレンタル油圧ショベルは四国初、レンタル以外で、香川県に2台)
YouTubeにて稼働動画公開中! |
見学会の様子 |
展示機械のご紹介 |
CAT320は、バケット容量0.8m3クラスの油圧ショベルです。 運転質量:20,900㎏/定格出力:128.5kW
純正オプションのCATコマンドコンソールを装着することで、離れた場所(最大400m)から遠隔操作が可能となります。これまでに無い純正ならではの相互通信により機械本体の安全テクノロジー(作動制限や半自動制御)を遠隔操操作でも使用することが可能、加えて機体側のエラー情報もコントローラ(送信機)側に表示できることが便利で安心感があると好評でした。
参加者からは遠隔操作に関して、タイムラグはほとんど感じないと、実戦経験者ならではのご意見をいただきました。
大きく重い建機の遠隔操作システムで難しいのがタイムラグの解消です、タイムラグのチューニングが使いやすさと安心感につながりますのでメーカー純正ラジコンの面目躍如でした。
またスイッチ1つで遠隔操作から従来通りのオペレータが操縦席に座っての操作との切替が可能です。本機はi-Construction対応の3DMC仕様となっていますので、現場の状況によって、遠隔操作機・3Dマシンコントロール機両用で使用することができます。さらに積み込み重量計測システム(ペイロード)も装備されていますので、普段使いでも安全安心な救命建機です。
もう1台の試乗機CAT315は、バケット容量0.5クラスの油圧ショベル(後方小旋回機)です。 運転質量:13,300㎏/定格出力:80.9kW
CAT320も含むCAT次世代油圧ショベルNext Generationシリーズとして、先進のテクノロジーが標準搭載となっています。
※標準装備のテクノロジー:グレードアシスト(2DMC)/E-フェンス(作動制限システム)/ペイロード(重量計測システム)
今回は、試乗エリアに2Dマシンコントロールが体験できるコーナーを設置し、マシンコントロールを活用した法面整形をご体感頂きました。
参加された方々からは、『操作が非常に楽でスムーズ』『標準搭載なのが◎』『若手のオペレータでも完成度の高い施工が出来る』といったうれしいお声を頂きました。
キャブ内にあるモニタ上で、施工面の高さや角度を簡単に確認することが可能な為、検測員による測定作業が削減できるので3Dまでは必要無い現場で工期短縮や施工精度と安全性の向上に繋げることができます。
デモ機、レンタル機をご用意していますので、是非お試しください。