Caterpillar社は、早くからディーゼルエンジンの開発に取組み、1931年にはブルドーザに自社製ディーゼルエンジンを搭載しています。
その後、「エンジンとオイルは密接な関係にある」と考え、オイルの研究・開発も進めてきた歴史があります。
CAT製品に最も適して、パフォーマンスを引き出すのが純正オイルです。
CAT製エンジンの保護を目的に開発・製造された専用オイルで、米国石油協会(API)の定めるCK-4規格を超える性能を保有しています。
オフロード法2014年規制エンジンに対応しており、排気ガス浄化装置の機能保護には欠かせないオイルです。
(金属系の添加剤を極力抑え、PM(粒子状物質)除去装置の詰まりを最小限にする)
Cat油圧システムで使用するために、特に選ばれたベースオイルと特別に設計された独自の添加剤を組み合わせた、油圧ショベル専用オイルです。
構成部品の寿命を延ばし、温度範囲を拡張し、システム全体を保護することが可能な、先進技術の油圧作動油です。
近年、建設機械は様々な要求に答え、高性能化が進み構造も精密化しています。しかし、過酷な現場で働く建設機械は多くのホコリや雨水などにさらされており、とても危険な環境にいます。
この環境の中で機械のオイルに混入した異物を取り除く役割をしているのがフィルタになります。
Caterpillar社では機械の装置を保護し、機械性能の維持に合わせたフィルタを独自開発し製造しています。
Cat C9エンジンで行ったインジェクタ寿命テストでは、Catの高性能フィルタ(1R-0749)を使用した場合のインジェクタ寿命は、最も結果の良かった他社製品よりも45%も長くなっていました。
排ガス規制などによりエンジンの冷却システムは過酷な条件にさらされています。
クーラントはエンジンの凍結防止をはじめ、オーバーヒート、錆付き、腐食を防ぐ役割をになっていますが、経過と共に徐々に保護性能が減少します。
Caterpillar社では自社開発したエンジンに最適なクーラントの提供をしています。
従来型のクーラントに含まれる添加剤と異なり、有機性の添加剤を使用しています。
この有機性の添加剤は、シリンダ・ライナーの腐食保護するバリアを形成するが、金属と反応する必要がないため長時間の使用に耐えられます。
・交換間隔は、3年又は6,000時間のどちらか早い方。
(年1回又は1,000時間毎にクーラント分析を推奨)
・ELC原液50%:水道水50%で-37℃に耐えられます。
バケットやブレードなどの作業装置に装着し、掘削などの作業と本体の保護をしている部品を我々はGET(Ground Engaging Tools)と呼んでいます。
GET部品が作業する上で、求められる性能は、貫入力、強度、摩耗寿命となりますが、高衝撃、高摩耗の作業環境では、これらの特性を同時に実現できない場合があります。
この3つで最適なバランスを選択することが、GET部品にとって重要になります。
Caterpillar社は長年に渡り、形状、材質、製造方法の研究を続け、お客様に最適なGET部品を提供し、生産量トン当たりのコストを削減するお手伝いをします。
ブルドーザのGET部品
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ホイールローダのGET部品
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油圧ショベルのGET部品
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