Cat® S・O・S℠分析サービスを利用して、オイル、クーラント、および燃料の定期的な検査を行うと、予期しない故障や休車を防ぐために活用できる情報を提供します。
お客様が行うことは、検査するサンプルを提供するだけです。
当社の分析専門チームが、独自のプロセス、高度な化学、最新のテクノロジーを使用して、過度な摩耗、汚染の度合いなど、「目に見えない」問題を明らかにし、分かりやすいレポートとその後の対応方法を提供します。
分析サービスの結果を利用するための高い知識は必要ありません。
分析サービスのチームが豊富な経験と知識で読み解き、お客様に提案します。
Caterpillarが運営している分析ラボは全世界に7ヵ所ありISO 9001を取得した信頼性の高い施設で行われています。
CATのオイル分析は 1970年からスタートし、日本でも1974年から始まりました。日本国内だけでも、これまでに 500万本以上の分析を行って参りました。
技術革新が進み、各種の電子センサー等で機械の状態はオンラインで把握できるようになりましたが、センサーで得られる情報には限りがあります。
採取したオイルやクーラントなど分析して得られる科学的情報は多種多様で重要です。
分析サービスのプロセスはCaterpillar の科学者によって構築され、製品エンジニアがサポートしています。
世界的な試験基準は、正確で詳細な結果を受け取ることができるように、一貫した品質を保っています。
高い傾向分析
CAT製品の知識、オイルやクーラントの特性、数百万のデータ解析基準に基づいてサンプルを評価しています。
全世界で、毎年700万以上のサンプルを分析しています。
当社スタッフは、お客様のニーズに合わせたサンプリングスケジュールを設定し、機器管理プログラムを提供することができます。
不具合が発生する前に修理することで、費用の節約ができるだけでなく、運転コストの最適化も図れます。
分析サービスのデータは、総合的な 車両管理プログラムである「コンディション・モニタリング」プログラムと統合され、
車両状態、パフォーマンス、位置情報などを基にした総合的な機械管理を提供します。
CAT製品以外のサンプルにも分析サービスの提供が可能です。
当社の製品のみならず、お客様が保有されている全ての車両に提供できます。
分析はCAT 純正オイルに限らず、あらゆる種類のオイル、クーラント、ディーゼル燃料への分析に対応しています。
また、建設機械にとどまらず、発電から、鉱業、海洋用機器にも対応しています。
保有コストと運転コストを減らす方法として分析サービスは最も簡単な手段の一つです。
オイル、クーラント、ディーゼル燃料のサンプルを提供するだけで、分析サービスが利用できます。
1つの部品を交換しますか、それともエンジン全体を交換しますか?
1つの小さな部品を交換する方が、大きなコンポーネントやシステムを交換するよりも時間と費用がかかりません。
分析サービスはそれを可能にします。
オイルやクーラントを分析することで、車両内部に生じている原因の特定ができます。それにより、小さな問題が大規模な修理になるのを防ぐため、より迅速で低コストの対応を行うことができます。
予定外の修理が「適切な」時期に行われることは滅多にありません。突然、車両が停止し、現場やプラントでの生産的な時間を失い、緊急修理に多くのお金を払うことになります。
分析サービスは、これらを回避するのに役立ちます。定期的なサンプリングを行うことで状態を追跡し、不具合の予測をします。
それによって修理時期の調整と手配が可能になります。さらに、作業をカバーするために車両の手配など、事前対策を講じることができます。
分析サービスは、故障を予測するだけではありません。オイルの交換間隔を延長できる場合もあります。
但し、新しい間隔を確立するプロセスは単純ではありませんが、費用削減の効果が望める可能性があります。
正しい間隔を決定するには、数か月に渡りCat ディーラーと緊密に協力し、オイルの性能とエンジンの摩耗を注意深く監視して、それが正確であると確認する必要があります。
誰しも、車両の買い替え時、古い車両の再販価値を最大限に引き出したいと考えています。
分析サービスによって定期的に分析を行っている場合は、機器の状態の詳細な記録が残ることになります。
これにより、適切なメンテナンスの実施や修理の実績を示す貴重なデータになり、車両の価値を高めることもあり得ます。
建設機械の血液ともいえるオイルやクーラントを定期的に分析して目に見えない機械内部の不具合の兆候を捉えて、必要な対応をお客様に提案するするサービスプログラムです。
21の金属元素を分析し、摩耗の原因や摩耗部分の特定を可能にします。
分析の最大粒子は、約10ミクロンです。
オイルは使用時間が進むと性質が変化し、品質が劣化して行きます。
酸化、硫化、窒化の変化からオイルの使用環境を分析・判断します。
オイルやクーラントに含まれる異物による汚染状況から、汚染物質の特定と混入原因を追求します。