2011年3月11日14時46分頃、日本に未曾有の被害をもたらした東日本大震災から11年。
三陸沖約130㎞付近を震源にマグニチュード9.0を観測し、日本の観測史上最大、1900年代以降世界でも4番目の大規地震として全世界に大きな衝撃を与えました。東北地方を中心に起きた津波や建物の崩壊、福島第一原子力発電所におけるメルトダウンによっもたらされた被害は現在も人々に大きな爪痕を残したままです。
甚大な被害をもたらした東日本大震災では、約2万人の方が亡くなられ、今もなお2千人以上の方の捜索が続けられています。
改めまして、震災により犠牲となられた方々に謹んで哀悼の意を表すとともにご冥福をお祈りします。
CAT First Response 災害復旧を迅速にサポート
災害発生時は、ライフラインの早期復旧が人命救助に大きな影響を与えます。キャタピラーでは「CAT First Response」という災害時緊急初動への取り組みをしており、東日本大震災でも多くのキャタピラーの建設機械が災害復旧をサポートしました。
四国建販でも地域の方々の安全を守る取り組みとして、松山市管工事業協同組合様と災害協定を締結しています。
まだ記憶にも新しい2018年に起きた西日本豪雨でも、災害現場にキャタピラーの建設機械が直ぐに駆け付けました。
左の写真のCAT油圧ショベル315GC(0.5m3クラス)は尿素不要で稼働する為、ライフラインが閉ざされた現場では非常に重宝し、早期災害復旧の一助となりました。
Safety First 防災対策
四国建販では、お客様や地域の住民の方々を守るキャンペーンを実施中です。南海トラフ地震の発生が懸念される昨今、四国では大規模の被害が予想されています。ライフラインが閉ざされた被災地では、万が一の備えが大切です。また重機による接触事故を未然に防ぐ『安全装置ヘリマシステム』プレゼント企画も同時に実施しています。
四国建販はお客様の安全を守る取り組みをこれからも続けていきます。
東日本大震災によりもたらされた甚大な被害も、人々の努力と支援によって復興が進み現在ではほとんどの地域で避難指示は解除されています。しかし、まだ多くの人たちが避難生活を余儀なくされています。11年前の2011年3月11日あの日起こった災害を忘れてはいけません。この投稿が少しでも多くの方に届き、災害について考えるきっかけとなればと思います。
また今ニュースなどで報じられているロシアのウクライナ軍事侵攻による欧州最大のザポリッジャ原発の火災は、重大な原発事故を起こす非常に危険な行為です。11年たった日本では今もなお福島第一原発の廃炉作業や放射性廃棄物処理など多くの課題を残しています。ロシアとウクライナの早期停戦と現地の方々の無事を心より願います。